食品ロスと環境問題について

現在、食品ロスが世界中で深刻な問題になっているのをご存知でしょうか?
なんと、世界で生産される食品の約1 / 3 、年間約1.3 億トンが廃棄されている状況で、資源は徐々に減少しているのです!こうした流れは、これからもさらに加速すると言われている中で、わたしたちのような生産者や消費者のみなさん一人ひとりが意識の変化を起こすことが急務となっています。


C A M U C A M U のある山梨県の甲府市でも、食のサイクルにおける矛盾は存在します。見た目が少し悪いといって廃棄されてしまう野菜や果物たち。大量生産や大量消費の中で生まれた習慣は長く続けられてきました。このような問題に取り組むため、地元の市場や農家さんと連携し、味も栄養価も全く問題ないにも関わらず処理されてしまう素材を積極的に活用、またその啓蒙活動にもわたしたちは力を入れていきます。

 

小さな大切な一歩

CAMUCAMUで提供している食品の容器は、バガスというさとうきびの搾りかすで作られた環境に優しい使い捨て容器を使っています。また、フォークやスプーンは、廃棄予定のコーヒー抽出後のかすを使ったバイオカトラリーを使用しています。その理由は、洗い物を減らしたり、プラスチックのゴミが与えり海への影響をできるだけ抑えることと、紙素材を使用しないことで森への負荷を抑えることができたらと考えたためです。


また、コールドプレスジュースの製造で出る野菜パルプをトルティーヤ生地に練り込んだり、ドレッシングやスープに使用するなど、食物繊維だけでなく栄養価もある食材を新しい食材の開発にも使っています。また、裏方ではエネルギー効率の良い機器を使用したり、廃棄物の最小化、リサイクル材料の利用など積極的に取り入れ環境への負荷を最小限に抑えるような工夫をしています!

こうした取り組みは、未来の大人たちに安心の環境と食を繋いでいきたいというわたしたちの強い想いがあるから。すべての人たちの健康と、地球の健康に対する心がけを広めていくためのコミュニティを広げていくことが C A M U C A M U が目指す世界ですが、わたしたちのこうした小さな一歩が、みなさんの豊かな生活への後押しになることを願います。

 

ロゴに込めた想い

「C A M U C A M U」という名前はの由来は、南米アマゾン盆地でたくましく生きる、驚異的な栄養価を持つ果実、カムカムの木から来ています。ビタミンCが豊富で、古くから先住民の健康と若さを保つための自然薬として利用されてきました。アマゾンは地球上で最も多種多様な生物が存在する場所の一つで、「地球の肺」とも呼ばれているのです。この神秘的な環境の中で育つカムカムの果実は、強い生命力とサスティナビリティの象徴として知られています。

「C A M U C A M U」のカムは、噛む=咀嚼する=理解するというちょっと言葉遊びのような連想からきていますが、そこには食べるものを理解した上で選び、栄養として美味しく取り入れていくという、シンプルな工程を丁寧にやり続ける、というわたしたちの思想が含まれています。

 

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